種目別スポーツ責任訴訟と契約責任訴訟1/3

第00021号
2003年1月14日 更新

フランスにおけるスポーツ事故の
訴訟と判例の概況
= 種目別スポーツ責任訴訟と
契約責任訴訟1/3=

神戸大学発達科学部助教授

齋藤 健司

1.種目別スポーツ責任訴訟の傾向

ダローズ社スポーツ判例集(1)に示されている1977年から1989年までのスポーツ責任訴訟の数は、合計で377件である。このスポーツ責任訴訟をスポーツ種目別に分類したものが表1である。サッカー、スキー、乗馬、自転車、ラグビー、自動車レース、ヨット、オートバイ、テニス、登山、水泳、バスケットボール、体操、バスクピロタの順に訴訟件数が多い。特にサッカー、スキー及び乗馬に関する訴訟は、合計で195件あり、スポーツ責任訴訟全体の半数以上を占めている。その他の種目では、ダイビング、ゴーカート、ハンドボール、フィギュアスケート、レスリング、水上スキー、パラシュート、ウインドサーフィン、アイスホッケー、闘牛、ハングライダー、ホッケー、柔道、空手、陸上、射撃、サーフィン、カヌー、ペタンク、ボクシング、重量挙げ、スカッシュ、卓球、飛行機、ボートに関する責任訴訟が存在する。

参考文献
(1) Karaquillo, J.-P. (1991) L'activite sportive dans les balances de la justice, Tome2,Dalloz.


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