平成国際大学の秘密1

第00012号
2002年10月31日 更新

開学(創部)5年で箱根駅伝初出場の
最速記録をつくった平成国際大学とは?
脈打つ“人間是宝”に裏打ちされた
松田監督の意識革命と加須市民の追い風
<No.1>

立川マラソン実行委員会事務局長

平 光 正 則

 

開学以来、地域に開かれた大学として、地元市民と共に学び、鍛え、創造してきた平成国際大学(佐藤栄太郎理事長、埼玉県加須市)は、21世紀の幕開けを告げる、正月のお茶の間を沸かせる国民的行事“箱根駅伝”(第77回東京箱根間往復大学駅伝競走−東京大手町発着、10区間往復214.7キロ)に、陸上競技部創部5年にして出場を果たす最短記録の快挙であった。

見事スクールカラーのオレンジとブルーのストライプデザインのタスキをつないで初陣を飾った。しかも初出場で往路5位という史上初の記録を印した。
その天晴れな10人のランナーの雄姿に、あっと驚きの声が上がると共に賞賛の拍手が鳴り止まなかった。日頃より佐藤理事長提唱の“人間是宝”をモットーとした建学の精神を如実に実践してきた

学生、教職員、市民の三位一体の現れといえよう。学生に努力と自信と創造を、市民一人一人に歓喜と連帯をもたらした。開かれた大学というよりは、学内から学外へ、市民に自然に解け込んでゆく積極姿勢が伺える。そのバックボーンが、箱根につながった一つの力といえよう。

そこで、その勝利の秘密を探ってみた。

秘密その1 「加須こいのぼりマラソン」

開学に当たって高瀬太郎・加須市長と佐藤理事長は固い握手を交わし、大学と市民を結ぶ交流の第一弾として、市民の健康とスポーツ振興の一環として「加須こいのぼりマラソン」大会を開催することで一致。即実行に移された。大学の持つノウハウを提供。大学と市民が一体となって作り上げた手づくりマラソン事業といえる。種目はハーフマラソン▽10キロ▽5キロ▽3キロ▽2キロ▽1.5キロ親子。
2000年末の12月10日の第5回には、地元・平成国際大学陸上競技部の選手はじめ、北京国際マラソンの優勝者・鈴木賢一選手、加須市出身の越智房樹選手、白鳳大学陸上部の選手らを招待して、市民ランナーはじめ全国から2,500余の参加者が快走した。(参考/加須市の公報「市民だより“かぞ”」1月号の表紙)

<次回に続く>
次回は秘密その2・3


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