システム作りの重要性

指導者は選手にスポーツの楽しさ、素晴らしさを分かってもらいたいという気持ちと同時に、選手が安全に楽しくスポーツできる環境を提供しなくてはいけない責任もあります。

安全とは簡単に手に入るものではありません。スポーツの安全を管理し、スポーツのケガ対応の専門家であるアスレティックトレーナーでさえ、緊急時にも適切な行動が常に取れるようしっかりとした緊急時対応システムを作成し、繰り返し練習を行い、より安全な状態を作り緊急時に備えています。

ここで紹介しているものはそれなりの知識があれば独自に作り上げていける物ですが、それら知識を得るにはそれなりの時間と努力が必要となります。

まずは今すぐ始める事が出来る基本的なシステム作りを準備し稼動させていき、徐々に色々な専門知識を備え、より幅広い対応ができるようになってください。

★重要性

1. 事故やケガを最小限に抑えることができる
2. 保護者と信頼関係を築きやすくなる
3. 訴えられにくくする
4. 訴えられた時の唯一の防具
1. 事故やケガを最小限に抑えることができる
スポーツでのケガはしょうがない部分があるとはいえ、安全に対し、常日頃から気をつけるように心掛けていることにより、スポーツで起こるどうしようもないケガを除いたケガや事故を最低限に抑えると同時に、起こってしまったケガや事故の程度も最小限に抑える事ができます。これにより、選手の身体的・精神的健康を守ることがでます。
2. 保護者と信頼関係を築きやすくなる
システムを作り、管理することにより、保護者とのコミュニケーションを取りやすくなり、保護者との関係を維持する事で信頼関係を築きやすくなり、保護者の協力も得やすくなるでしょう。少年団などの活動は保護者の協力無しでは困難となる場合が多々あると思います。
3. 訴えられにくくする
事故が起こり、訴えられる理由の多くは、未計画性、安全管理意識の低さ、事故後の対応の悪さなどが挙げられます。システムを作って行く事により、これら訴えられやすい要素を無くしていきます。また、保護者との信頼関係がないということも訴えられやすい要素の一つなのです。
4. 訴えられた時の唯一の防具
いざ訴えられた時、正しい事を行っていても、しっかりと選手の体調などに気を配っていても、証拠が無ければ認めてもらえない場合もあります。年間計画や練習計画などをきちんと立て、自分の行動を常に記録し、保管するように心掛けるべきです。