文部大臣の 「スポーツ振興基本計画」 をどう活かすのか
〜スポーツ振興基本計画の 今後の取組みについて(2/7)〜
東京女子体育大学教授
笠原 一也
『総合型地域スポーツクラブ』
総合型地域スポーツクラブとは、地域住民が主体的に運営するスポーツクラブであり、次のような特徴を持っている。
@ 複数の種目が用意されている。
A 子どもから高齢者まで、初心者からトップレベルの競技者まで、地域の誰もが年齢、興味・関心、技術・技能レベルに応じて、いつでも活動できる。
B 活動の拠点となるスポーツ施設及びクラブハウスがあり、定期的・継続的なスポーツ活動を行うことができる。
C 質の高い指導者のもと、個々のスポーツニーズに応じたスポーツ指導が行われる。
D 以上のようなことについて、地域住民が主体的に運営する。
このように述べている総合型地域スポーツクラブは、ヨーロッパ型のスポーツクラブを目指しているといわれているが、ヨーロッパでも総合型のスポーツクラブは、3割ぐらいだという。今後はどのように取り組んでいくのかが大きな課題といえる。
この総合型地域スポーツクラブが、地域住民のニーズを踏まえて創設され、継続的かつ安定的に運営されるためには、多くの課題があり、個々の総合型地域スポーツクラブだけでは解決できない課題も少なくない。このため、総合型地域スポーツクラブの創設や運営、活動とともに、スポーツ活動全般について効率的に支援することのできる広域スポーツセンターの育成が必要であるとしている。
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