スポーツ振興施策の展開方策 2

第00018号
2002年11月22日 更新

文部大臣の「スポーツ振興基本計画」をどう活かすのか
〜スポーツ振興基本計画の概要について〜
U スポーツ振興施策の展開方策 2

東京女子体育大学教授

笠原 一也

 

2. 我が国の国際競技力の総合的な向上方策

政策目標

(1)オリンピック競技大会などの国際競技大会で我が国のトップレベルの競技者の活躍は、国民に夢や感動を与え、明るく活力ある社会の形成に寄与することから、世界で活躍できる競技者の育成・強化を積極的に推進する。
(2)具体的には、1996年(平成8年)のオリンピック競技大会での我が国のメダル獲得率が1.7%まで低下していることを踏まえ、我が国のトップレベルの競技者の育成・強化のための諸施策を総合的・計画的に推進し、早期にメダル獲得率が倍増し、3.5%となることを目指す。

A.政策目標達成のため必要不可欠である施策

(1)ジュニア期から一貫した理念に基づき最適の指導を行う一貫指導システムの構築
(2)ナショナルレベルのトレーニング拠点の早期の整備や地域の強化拠点の整備
(3)指導者の養成・確保(専任化の促進、ナショナルコーチアカデミー制度の創設)等を総合的に推進
(4)競技者が安心して競技に専念できる環境の整備

B. 政策目標達成のために必要な側面的な施策

(1)スポーツ医・科学の活用により科学的トレーニング方法の開発等を推進
(2)アンチ・ドーピング活動の推進
(3)国際的または全国的な規模の競技大会の円滑な開催等
(4)プロスポーツの競技者等の社会への貢献の促進



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