−(マイナス)が出てくるスポーツ

(財)日本数学検定協会
第0004号
2002年10月11日 更新

−(マイナス)が出てくるスポーツ

皆さん、−(マイナス)を知っていますか?
引き算の式を思い出してもらうとそこに"−"の記号が出てきますよね。
だから、小学生でも"−"の記号はよく見ているはずです。
それでは"−2"とか"−5"という数字が使われているものを思い出せますか?
たとえば、気温についていえば寒い地方に行くと−10℃と現していますよね。
その他にスポーツでも−(マイナス)を使っているものがありますよね。
それはゴルフです。
それではなぜゴルフでは−(マイナス)を使うのでしょうか?
ゴルフ場にはホールというものがあり、それぞれのホールごとに何打でカップにボールを入れるかが決められています。そのようなホールが通常18ホールあります。
あるホールでは4打でカップにボールを入れることが決められているとします。
ちょうど4打で入れた場合はパーといい、数字では0で表します。
4打で入れるところを3打で入れた場合はバーディーといい、数字では−1で表します。
4打で入れるところを2打で入れた場合はイーグルといい、数字では−2で表します。
つまり、ゴルフというスポーツでは−1よりも−2のほうが、評価されるわけです。
それでは18ホール終えたところでスコアがどうなるか下の表を見て答えてください。

1H
2H
3H
4H
5H
6H
7H
8H
9H
0
-1
-1
0
+1
0
0
-2
+1
10H
11H
12H
13H
14H
15H
16H
17H
18H
-1
0
0
+2
0
-1
-1
0
0

どうですか答えは−3となりますよね。
さて、ゴルフでは−3のことを"スリーアンダー"といいます。
アンダーが"−"を表しています。
マイナスという言葉はあまりよい意味では使われませんが、ゴルフをやる方にとっては"−"の記号を見ることはとてもうれしいことなのです。
それにしても基準としている数字より下回れば下回るほど評価が高くなるスポーツってあまりないですよね。
こんなところに数字の面白さがあるのかもしれません。



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