防御率について

(財)日本数学検定協会
第0002号
2002年8月9日 更新

防御率について

 最近、大リーグ日本人プレーヤの活躍が大きな話題となっている。今年からアメリカ大リーグL・Aドジャースに入団した石井一久投手は7月14日、当地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発登板し、7回2/3で、2安打、無失点と好投し、4試合ぶりの12勝目を揚げた。12勝は彼の大きな目標であったため、意味あるものであろう。
 ここまで3連敗中で11勝5敗の石井は立ち上がりから安定した内容。8回2死一塁で降板するまで5奪三振で三塁を踏ませなかった。試合はLAドジャースが2−1で価値、ナ・リーグ西地区の首位を奪回した。
 石井投手はこの勝利で、12勝5敗となり、防御率は4.07となった。

 ここで、防御率に注目してみよう。
 
 ある試合に登板した投手が3回終了までに1点を取られたとしましょう。この場合、防御率はいくつになるでしょうか。1.00ですか?実は3.00にもなります。もしも、9回終了まで1点を守りきったときの防御率は1.00となります。

 防御率の計算式は 防御率=自責点(自分が投げて取られた点)×9÷投球回数 です。

 それではちょっと難しい例を出しましょう。
 ある投手が3点を取られ6回1/3で交代となりました。この時点で防御率はいくつになりますか。

 
 
自責点 3点 × 9 ÷ 6
 回 = 4.263157・・・ ≒ 4.26
 
 

 皆さんも防御率の出し方を覚えて、数学の目で野球を見てみませんか。




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